こんにちは!
今日は、WEB運営とは全然関係ない話。子どもの防災の話です。
小学校で防災頭巾を使わない…?
実は、このたび、子どもが小学校に入学したんですね。
赤ちゃんだった我が子が小学生になったんだから、感慨深いものがあります。
で、小学校の準備をしていてふと思ったんだけれども、防災頭巾は…?
そう、少なくとも我が子の通う小学校では、防災頭巾の準備は必要なく、授業参観に行っても防災頭巾を用意している子どもは1人もいませんでした。
現在、まだ避難訓練をしていないようなので、実際の避難の様子については分かりません。
防災頭巾の使用には地域差がある
実は、学校に防災頭巾を置くかどうかについては、地域差が大きいようです。
私は、防災頭巾を当たり前に使う地域の小学校で働いていたことがあります。
その時には、銀色の防火布で作られた防災頭巾を見て「今はこんないいものがあるんだ!」と思っていたのだけど、あくまで使う地域で働いていただけのようです。
東日本大震災のその時も、担任していた子どもたちに防災頭巾をかぶらせ、校庭に避難したのを覚えています。
いすの背もたれにつけてあるので、揺れたら机の下、揺れが収まったら防災頭巾着用、避難の流れでした。避難訓練からいつもかぶっていたので、全員がとてもスムーズにかぶりました。
ただ、震災後に1年だけ働いたいわきの小学校では、確か使っていなかった…
震災後の混乱もあり、「使わないんですか??」とも言えずその後退職。
つまり、当たり前のように全員が用意し、使う地域もあれば、「なにそれ?」状態の地域も。
Twitterで呟いた時にも、「〇〇出身だけど使ったことない」というリプライを頂いたりしました。
ちょっといいですか?
福島県いわき市なんですけど、学校に防災頭巾を置く文化が無いんですよ。
いすに常備するところも多い、あれが無いんです。
震災でも変わらず。
私は我が子のいすにくくりつけて来たいんです。
たとえ誰も持ってなくても。いわきでも防災頭巾を!!
広まれ!!!! pic.twitter.com/7rqmfC5HId— まつもとみさ (@mtmt33333) 2019年4月12日
こう呟いてはみたものの、市内でもほかの学校は使っているかもしれない…と思って、いわき市内の公立小学校のHPを片っぱしから見てみました!!
となるはずが、表示があまりにも遅すぎて断念しました笑
全部で70校くらいあるから!
遅いから!表示が!!何秒かかるんじゃ!!!
いわき市の教育委員会は、HPの表示スピードを改善した方がいいですよ!!!←割と真剣
防災頭巾は有効なのか?
あんな頭巾ごときで本当に子どもの安全が守れるのか?という疑問もあるかもしれません。
もちろん、校舎が倒壊した!とか、花瓶がめっちゃ高くから降ってきた!なんていう場合は厳しいのでしょう。めっちゃ高くに花瓶置かないと思うけど。
でも、火事の中を逃げる時には火の粉から頭を守ってくれるし、命に別状はないけど頭にケガをした、なんていうことを防いでくれるはずです。
余談だけど、上ばきも安全の観点でとても大事。
落ちた画鋲や、割れたガラスを踏んでもケガせずにすみます。
いろいろ調べていて、「防災頭巾も母親の愛情込めて手作りが一番!」なんて地域もあるという記事も見たけど、あんな大事なものちゃんと規格通り作られた防炎協会認定品がいいと思います…
普通の布と綿で作ったらめっちゃ燃えるでしょうが。
普通の綿はめっちゃへたるでしょうが。
子どもの椅子に防災頭巾をつけたい!
ということで、私はわが子の椅子に防災頭巾をつけたい!
いや、つける!!
1人でつけたら浮く?
気にしません。
子どもが気にする?
我が子は「いいね!つけよう!!」と乗り気です。
「誰もつけてない」なんて気にしません。いいぞ息子!
「背もたれがふかふかになっていいね!」だそうです笑
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ちなみに、防災頭巾のカバーには、いすの背もたれにつけるタイプと座布団になるタイプがあって、私がよく見たのは背もたれタイプだけど、座布団タイプも魅力的な気がする!笑
そして、知り合いの校長先生に話してみるつもりです。
今まで「防災頭巾を使う」という文化がなかったのだから、最初は何それ?となるかもしれません。
でも、学校に行っている間の子どもの安全を、親が守ることができないからこそ、できることはしたいと思います。
防災頭巾を使う文化が、広まりますように!
「うちもつける!」「つけた!!」という心強い言葉は、LINE@やSNSでどんどん教えてください!
「防災頭巾、広まれ!」と賛同してくださった方、SNSでどんどんシェアお願いします!
今日はここまで!
読んでくれてありがとう。