こんばんは。Mです。
真面目に仕事しろよと怒られそうです。怒らないで!
仕事は真面目にやってます。ほんとです。
かぞえてんぐとの出会い
急にどうしたのかと思われるかもしれないが、私は隠れ「かぞえてんぐウォッチャー」である。
かぞえてんぐの存在を知ったのは、長男が1歳になるかならないかの頃だ。
その頃、初めての育児のプレッシャーから育児書やネットの情報に縛られ、育児を楽しめていなかった私は、何気なくつけたテレビに度肝を抜かれることになる。
「教育テレビに、変態が出ている……(;´・ω・)」
当時の私の認識は、Eテレ=教育テレビである。私はにこにこぷん世代である。
私の記憶が正しければ、「おかあさんといっしょ」は公明正大、仲良きことは美しきかな、清く正しくなんとやらを絵に描いたような番組だったはずだ。
なぜ、変態が出ているのか。
私がEテレから遠ざかっていた20数年の間に、何が起こったというのか。
かぞえてんぐの魅力
目が離せなくなった私はひそかにかぞえてんぐのコーナーにはまる。
魅力1 高いを通り越したテンション
まずテンションがとんでもなく高い。
目が点になるほどの高さ。
しょっぱなから「アヒャっ!ウヒヒっ!!(゚∀゚)アヒャ」みたいなテンションで出てきかねない。週による
そして。
かぞえてんぐ「みんなーー!!てんにちはーーーーーーー!!!!!」
子どもたち 「てんにちはーー」(引き気味)
まず全くもって朝8時のテンションではない。
本来テンションが高いはずの子どもたちの声が霞むそのテンション。
朝8時、このテンションの高さが許されるのは、松岡修造とかぞえてんぐ、この2人において他に無い。
魅力2 数えることへの執着
これは私の想像でしかないが、おそらくこのコーナーの最初のコンセプトは、「具体物を実際に数えることで10までの数に慣れる、親しむ」みたいなことだったんじゃないだろうか。
この番組のメインターゲットは3歳児である。
そのコンセプトを容易に突き抜けるかぞえてんぐ。
歯ブラシの毛の数を1200まで数えるかぞえてんぐ。
キャベツを5玉千切りしては「5280本」だったと喜ぶかぞえてんぐ。ちなみに千切りの手元はおぼつかない。スライサーが楽だよ。
家の鍵を24個もかけるかぞえてんぐ。
スイカの縞模様をグルグル数えてエンドレス、数え続けること1万を超えるかぞえてんぐ。
10までの数うんぬんのコンセプトは?????
コンセプトをガン無視である。
3歳児、余裕の置き去りである。
このキャラクターを、「うたのお兄さん」が演じていることはもちろん分かっている。
だがどうだろう。
地球外生命体という設定のウサギの着ぐるみに「お鼻のおじさん」と呼ばれるかぞえてんぐは。
歌を歌ってもいなければお兄さんでもなくなっている。
魅力3 鼻
てんぐの象徴ともいえる鼻。
先がパカッと開いたと思いきや、様々なものが出てくる出てくる。
花は序の口。
傘。
筆。
クリスマスツリー。
鼻が根本からもげてテニスラケットがお目見えしたこともある。
ビヨンビヨンしていた。ラケットが。
そして鼻から何か出したかぞえてんぐは恍惚の表情である。
おかしいだろ。
魅力4 テーマソング
この世で一番素敵なことは 数を数えることなのさ~あぁ~~
と歌うかぞえてんぐのテーマソング。
[aside type=”boader”]引用はすべて、かぞえてんぐテーマソング「かぞえてんぐがやってきた」の歌詞からの引用です。
聴いて引用しているので、表記ミス(漢字・かななど)があるかもしれません。すみません!