今日は、SNS活用の2回目です!
Twitter、Facebookと、Instagramの活用について解説していきます!
Twitterはこう使う
まずTwitterについて解説します。
Twitterは、次の用途で使います。
・各種告知
・キャンペーン、イベントでの口コミ獲得
・ファンとのコミュニケーション
ビジネスにTwitterを利用すると言うと、ピンとこない人も多いかもしれません。
ですが、Twitterは必ずアカウントを取っておき、有効活用すべきです。
理由はユーザー数にあります。
2019年11月のデータを見ると、ユーザー数トップはLINEで8,100万人。
そのLINEについで2番目にユーザーが多いのがTwitterです。その数4,500万人。
ついで、Instagramが3,300万人、FaceBookは2,600万人になります。
Twitterで情報を告知する
Twitterは、単純に情報の告知に使っていけばよいのです。
告知ならFaceBookでもInstagramでももちろんできるし、もちろんした方がよいのですが、Twitterを使うべきだと私が強くお勧めするのには理由があります。
Twitterでの口コミの重要性
2020年は、お客様にあなたのお店、サービスについて呟いてもらう(言及してもらう)ことがとても大事になります。
なぜFacebookでもInstagramでもなくTwitterなのかというと、「アカウントを持っていない人でも」、「Googleの人工知能でも」見ることができるのがTwitterだからです。
アカウントを持っていなくても口コミを見ることができるのは、先日お伝えしたSNSの中でTwitterだけです。
Googleの人工知能も、Twitter内は見ることができます。
Web戦略は、Googleの手のひらの上にあります。
そんなGoogleは、Twitterであなたのサービスについて「良かったよ!」と書かれたことも、「最低だよ」と書かれたことも見ているということになります。
そんなGoogleに、あなたのサービスは顧客満足度の高いものであると判断してもらえるということです。結果、検索結果に上位表示されやすくなったりします。
(もちろん、そもそも顧客満足度の高いサービスをしていること前提ですが)
上手に活用されていた例を挙げてみます。
先日私はいわき市内の飲食店で食事をしましたが、店名のハッシュタグをつけてツイートすると10%割引になるサービスをやっていました。
お店側には、Twitterで口コミを書いてもらえるという利点があり、
お客さん側には、お得に食べられるという利点が産まれます。
たった1つのポイント
やらせ厳禁
たびたび問題になっているので知っている方も多いかもしれませんが、「やらせ」「ステマ」と呼ばれるようなわざとらしい方法は、もう通用しません。
通用しないどころか、ネット上で炎上騒ぎになることすらあります。
最初はTwitter上で炎上していただけなのに、気が付くとネット上はおろか、テレビのワイドショーに取り上げられ批判の的になっていた、などというケースもあります。
一度炎上してしまうと、その対応がさらに批判を集めるなど、メリットが一つもない厳しい事態に陥ります。
やらせやステマ、お金を払ってツイートしてもらうなどではなく、自然にツイートしてもらえる作戦を立てましょう。
前述した、ツイートで割引サービスの飲食店も、座席にそのような記載があるのみで、ツイートするかしないかは完全に顧客である私の判断にゆだねられていました。
やらせ、ステマは厳禁です。
FacebookとInstagramは○○に使う
そして、FacebookとInstagram。
結論から行きます。
ご存知の方もいると思いますが、FacebookもInstagramも、Facebook社が運営するSNSになります。
Facebook、Instagramとも、必死になって投稿をしまくる必要はありません。
新商品やキャンペーンの告知も、やった方がいいことはいいですが、余裕があればで構いません。
フォロワー数やいいね数を集める必要もありません。
広告を出すのに使います。
FacebookであればFacebookページと呼ばれるビジネスページ、Instagramであればビジネスアカウントでお店やサービスのアカウントを作ります。
ビジネスアカウントの最大の利点・特徴は、広告が出せることです。
キャンペーン、新商品、イベント、初売り、セール、どんなことでも最低数百円から広告を打つことができます。両者とも、非常に安価に広告を出すことのできるSNSであるという特徴を使うのです。
広告には様々な種類がありますが、例えば、Yahoo!JAPANという有名なWebサイトのトップページへの広告掲載料は、最低でも10万円、掲載するエリアの規模や広告の形によっては、数千万円にのぼります。
アナログな方法でチラシもありますが、安いネット印刷で5万枚印刷し、ポスティングを頼むと、デザイン料別途で約30万円かかります。
小さなお店こそ、FacebookやInstagram広告を有効活用すべきなのです。
さらに、FacebookとInstagramの広告は、ターゲットを細かく設定できるという所でも小さなお店に向いています。
○○市に住む△△に興味のある25歳~40歳の女性、などというように、広告を表示させるターゲットを設定できるのです。
FacebookとInstagramは、どこよりも安価に、スマホ1つで、ターゲットを絞った広告を出せるという一点で十分にアカウント取得の理由になります。
絶対にアカウントを作るべきです。
以下、それぞれの特徴を簡単に解説していきます。
Facebookの特徴
実名登録制のSNSとして有名なFacebook。
SNSの中では比較的フォーマルです。20~30代ユーザーが最多と言われていますが、印象ではアクティブユーザーとして40~50代も多くいるSNSだと感じます。
写真も長い動画も投稿でき、グループと呼ばれるコミュニティを作ることもできます。基本実名登録制なだけあって、SNSの中でも比較的節度ある交流がされているイメージです。
なので、Facebook上でいいねしてくれた見込み客は、他のSNSでのフォロワーよりも「堅い」ファンになってもらえるる可能性があります。
ただ、この実名登録制というのがネックになって、SNSに抵抗のある層にとって、最も抵抗のあるSNSだというのも事実です。
Instagramの特徴
こちらはビジュアル重視のSNSです。
元々は「ライフスタイルの提案と共感」をテーマとするSNSでしたが、今は文字を画像にした文字投稿が最も人気を得ています。
向いている業種(美容系・住宅系・ライフスタイル・レジャーや旅行・ファッション)は限られるとは思いますが、積極的に投稿することで、アカウントページをギャラリーのように見せることができます。
SNSは戦略をもって活用すべし
Facebook、Instagramは、それぞれの雰囲気が気に入ったのであればどんどん投稿するのがいいと思いますが、負担に感じてまで投稿をしまくる必要はありません。
広告に使いましょう。
セール、キャンペーン、新商品、口コミの獲得など、SNSは戦略的に使う必要があります。
時間と人手は限られる小さいお店は、Twitterを上手に活用し、Facebook・Instagramを広告に、目的を絞った使い方をしていきましょう。