小さなお店のWeb戦略講座04【MEO】

小さなお店のWeb戦略講座、4日目になりました。

今日は、事業を経営していれば一度は営業電話がかかってきたかもしれない、「SEO」については一旦放置して、「MEO」について解説します。

いいですか、SEOはいったん置いておいてください。店舗があるビジネスならMEOをまずは重視しましょう。

MEOとは?

「渋谷 美容室」「新宿 焼肉屋」のような「地名×業種」検索をすると、最近は地図が出てきます。

「この地区のこういうお店を探しているんでしょ?」という、Googleからの提案が出てくる感じです。

地図にお店の場所が表示されています。

これこそが、今日お伝えしようとしているMEOです。

実はまだ浸透していないMEO

このMEO、今でこそ専門業者や広告でも騒がれ始め、聞いたことがあるかもしれませんが、十分に対策できているお店はほぼありません。

都心部なら対策されたお店も増えてきましたが、田舎であればなおさらです。

MEO?何それ??です。

チャンスです。

MEO、何をすればいいの?

Googleマイビジネスに登録する

「Google マイビジネス」で検索しましょう。Gmailのアカウントがあればそれでログインします。

なければ作りましょう。今後も必須になります。

ログインできたら、ビジネス名(正確なもの)、店舗情報、地域、業種、電話番号、Webサイトなどの情報を入力していきます。

この時、ビジネス名は正確な店名にしてください!

「イオ〇モール〇〇〇」という名前なら、一字一句間違えず、変えずにその通りに。

「安くておいしい」とか、「なんでも揃う」など、余計な言葉を付け足してはいけません。

さらに、ビジネス名はもちろんですが、電話番号、住所の表記、キャッチフレーズなどの重要な情報は、Webサイトの記載や各SNSへの記載と揃えて書いてください。

全角半角で違う、番地の表記が違う(0-00と、0番地00など)、あっちはアルファベットでこちらはカタカナなど、表記が異なっているということを避ける必要があります。全て揃えて下さい。

オーナー確認を済ませる

「オーナー確認」といって、「あなたがこのお店の人なんですね」という確認を済ませる必要があります。

これも済ませてしまいましょう。

できる限り詳しい情報を載せる

そうしたら、できる限り詳しい情報を載せていきます。

曜日ごとの営業時間、店舗や料理、メニューや店内の写真(お客さんが見たいもの)、お店で使える支払い方法、飲食店ならテイクアウトやデリバリー情報も載せられます。

また、メニューの写真に加えて詳しい価格、説明も載せることができます。

できる限りの詳しい情報を載せておきましょう。

これで、MEOの最低限の用意はできました。

MEO、次のステップは?

さあ、Google検索結果に、あなたのお店を地図表示させる準備ができました。次にやることです。

投稿をしよう

Googleマイビジネスは、SNSのように投稿をする機能を持っています。

ぜひ投稿をしましょう。

毎日する必要はありませんが、お知らせがある時、セールがある時、新商品がある時、キャンペーンのお知らせ、連休中の営業時間の変更など、知らせることでお客さんに喜んでもらえる時には積極的に投稿しましょう。

最低限月に1回でもいいので、続けることが大事です。

口コミを獲得しよう

そして、口コミです。

実は、MEO(Googleマイビジネス)をやるのは口コミのためと言っても過言ではないほど、口コミが大事になります。

行ってみたいカフェ、泊まろうか悩んだホテル、初めて行く居酒屋…

あなたも、口コミを確認することはありませんか?

多くの人が、そのお店を実際に利用したお客さんの口コミを求めています。

お店側の「うちはいいお店ですよ、最高のサービスです」という声よりも、実際に利用したお客さんの「ここが良かった/悪かった」の声の方が信用されているのです。

だから、口コミを得ましょう。

「ここから口コミを書いてもらえませんか?」とそのままお願いすればよいのです。

または、口コミを書いてくれたお客さん限定で割引、クーポンプレゼントもいいと思います。

現金プレゼントは規約違反ですが、お客さんに声をかけコツコツとGoogle口コミを増やしていきましょう。

SEOはいいの?

実は、最低限やった方がいいことはあるのですが、それを完璧にやったとして、検索上位に来る保障がありません。

SEOは、今小さなお店や個人が参入するには、壁が高すぎます。不確定要素が多すぎます。

小さなお店は、SEOではなく、明日お伝えする〇〇で戦いましょう。