こんばんは。
子どもっておはなし好きですよね。
我が子も絵本の読み聞かせ、大好きです。寝かしつけの時に、息子2人と一緒に、3人仰向けに並んで読みます。
実は最近、「読み聞かせをする時は同時にどこか鍛える」ことを、自分の日課にしています。
足とか頭とかお尻とかをちょっとだけ上げたまま、絵本を読み聞かせてます。
ゼーハーー(;´Д`)
Mです。
ワードプレスの子テーマとは何ぞや
まず、そもそもワードプレスの「子テーマ」とは何か。
親がいるのか。
子テーマが何なのかさっぱり分からないのに、親御さんは何をしているのか。
親御さんは忙しいようなので、ちょっと説明してみる。
いや待って。
偉そうに「説明してみる」とか言ったわりに良く分からないや!
ググってくる!!
ただいま!
説明しよう!!(`・ω・´)
「テーマ」というのは、テンプレートのこと。ワードプレスの見た目を整える型のこと。
「親テーマ」というは、そのテーマの作成者によって公表・配布されている、テンプレートそのもののこと。
だから、「テーマ=親テーマ」である。
じゃあ、「子テーマ」は???
「親テーマの見た目をそっくり引き継ぎつつ、
ピアス開けたり髪染めたりコスプレしたりできる、カスタマイズ用のテーマのこと」
もしかして「子テーマ」はヤンキーなのかな?
いや、ヤンキーではない。
いい子である。
ワードプレスの人気テーマを使うとどうなる?
ワードプレスの魅力は、無数にあるテーマだ。
オシャレで目うつりしそうなテーマが、世界中にある。
なのにどうして、子テーマなんていうややこしい不良娘の存在が出てくるのか。
いや不良ではない。
いい子である。←え、しつこい?
ワードプレスには、人気テーマがいくつもある。
人気テーマは使いやすく、かっこよく、使っている人の事例や体験談も見つけやすい。
ワードプレスを始めたばかりなら、人気テーマが断然おススメ。
そんな人気テーマを選んだはずなのに!
ワードプレスでサイトを運営していると、
絶対!100%!と言っていいほど、
見た目をいじりたくなる。
時間をかけてコツコツ、せっせと作り上げた自分のサイトは、言わばわが子。
わが子同然。
愛着もひとしお。
本気で言っている。
そんなわが子同然のサイトが、もし、他の子と見分けが付かなかったら??
「かわいいわが子なのに、パッと見よその子とおんなじやんけ!!」
ってなる。
「個性は?個性がないやんけ!!!」
と。
デザイン的に完成されたテーマを使っていても、他のサイトとの差別化を図りたくなるのが普通だ。
ワードプレスを使うと、皆一度は通る葛藤なんじゃないかな。
使い慣れない人ほど、使いやすく情報の多い、人気テーマを使ったほうがいい。
でも、人気テーマを選ぶと、サイトの見た目がみんな似かよってしまう。
親テーマのカスタマイズはお勧めしない
だったらテーマをちょこっといじったらええやん!と思った、知識をお持ちのあなた。
ピアスつけて、髪染めて、ちょっとコスプレとかしたらええやん?というあなた。
結論から言うと、親テーマは、親のままいじらない方がいい。
いじる?どこをどう??????と思ったあなたも、分からなくて良いからついてきてね。
親テーマを触らないほうがいいたった1つの理由
テーマのバージョンアップのたびに、カスタマイズが水の泡になるから。
これだけ。
テーマは、製作者さんが必要と感じたタイミングで適宜バージョンアップしてくれる。
このバージョンアップは、無視するべきものじゃなくて、その都度した方が使い勝手・セキュリティ面ともに良い。これは間違いない。
そして、きちんとしたテーマの製作者さんほど、バージョンアップもこまめだ。
バージョンアップの時に、親テーマの情報は書き換えられる。
カスタマイズした部分も、すべて新しく書き換えられる。
カスタマイズに費やした時間と労力が無駄でしょ。
親テーマのカスタマイズなんて、無意味なものに時間と労力を費やしちゃだめだよ。
そこで「子テーマ」の出番だ。
子テーマは「カスタマイズ用のコピー」
親とか子とか言っているから、親子のイメージがあるけど、子テーマは言うなれば、「カスタマイズ用のコピー」だ。
親テーマが持つのが、「こんな見た目に整えてね」という役割。
それに対して子テーマは、「ここだけ着替えて、ネイルもしようか」っていう見た目の指定をしてもいい、親テーマのコピー。
とても助かることに、子テーマ上でしたカスタマイズは、親テーマをバージョンアップしても変わらない。
では、誰でもできる子テーマの作り方、いってみよう。
子テーマの作り方(エックスサーバー編)
まず、サーバーのファイルをいじるので、慎重かつ丁寧な作業が必要。そこを踏まえれば初心者でも大丈夫。
- 子テーマを作る前に、必ずサイトデータのバックアップをとるべし。
- サイトが表示されない事態(まっしろ、どこまでも広がる白)になっていないか、1つ進むたびに確認するくらいの気持ちで良し。
- ちょっとでも「マズイ」「自信なし」と思ったら、その作業をやめて1つ前の段階に戻るべし。
- ここで扱ったテーマ「Giraffe」はちゃんと製作者によって子テーマが配布されています。子テーマがあるなら最初からそちらを使うべし。
- 作業はすべて自己責任でお願いします。
サーバーの該当箇所まで
まず、エックスサーバーにログインする。IDとパスワードを入力し、ログイン。
契約しているサーバーの「ファイルマネージャ」にログイン。
こんな画面が開くから、まず右下。
ファイル名の文字コードを「UTF-8」にしよう。
そうしたら、子テーマを作りたいサイトのドメインをクリック。
続いて、public_html → wp-contentをクリック。
ようやくたどり着いた themes をクリック。
子テーマを作る手順
では子テーマ作り。
何度も言うけれど、これらは要確認。最重要事項。
- 子テーマを作る前に、必ずサイトデータのバックアップをとるべし。
- サイトが表示されない事態(まっしろ、どこまでも広がる白)になっていないか、1つ進むたびに確認するくらいの気持ちで良し。
- ちょっとでも「マズイ」「自信なし」と思ったら、その作業をやめて1つ前の段階に戻って確認するべし。
- ここで扱ったテーマ「Giraffe」はちゃんと製作者によって子テーマが配布されています。子テーマがあるなら最初からそちらを使うべし。
- 作業はすべて自己責任でお願いします。
子テーマを作りたい親テーマ(ここではgiraffe)の子テーマだと分かるような名前を入力して(giraffe-child)、フォルダ作成。
そうすると子テーマのフォルダができる。
その子テーマフォルダをクリック。
子テーマの中は当然からっぽなので、「作成」欄で style.cssと入力してファイル作成。
次に、今作った style.css の左のボックスにチェックを入れて、編集をクリック。
下の画像の赤枠内のように記入し、保存しよう。
この時に、
画像でgiraffeとなっているところは、作りたいテーマの親テーマの名前にすること。
大文字を使わず全て小文字にすること。
下の保存文字コードを忘れずUTF-8にすること。
ができれば大丈夫。
コードはこんな感じなのでコピペも可能。
/* Theme Name: 親テーマ名child Template: 親テーマ名 */ @import url('../親テーマ名/style.css');
もういっちょ!
「作成」欄で、functions.php と入力して、ファイル作成。
そうしたらさっきと同じように、functions.php の左のボックスにチェックして、編集をクリック。
赤枠のように記入して、同じく保存文字コードUTF-8で編集。
コピペはこちらから。
<?php add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' ); function theme_enqueue_styles() { wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' ); } ?>
できた!
そうしたら、ダッシュボードから 外観→テーマと進んで見てみよう。
今作ったばかりの子テーマがあれば成功!!
テーマ?あるっぽいけど「壊れています」表示が出ている時は、半角スペースが抜けた、大文字使っちゃったなどの些細なミスが原因のことが多いので、もう一度見直してみよう。
子テーマで広がるカスタマイズの世界
子テーマを使うと、「これ少し大きくしたい」「ここに線つけたい」なんていうカスタマイズが楽にできる。
そして子テーマは、自作できる。
必要なのは、一つ進めるごとにサイトが表示されるか確認する慎重さだけ。
ワードプレスのカスタマイズは楽しい。
記事書く方が大事だけどね。
人気テーマの恩恵はちゃっかり受けつつ、皆にカスタマイズへの道が開かれるといいなと思いながら、今日はおしまい!